3-B03 曲面の4Dプリントに向けたドットパターンの収縮率の調査
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3-B03 曲面の4Dプリントに向けたドットパターンの収縮率の調査
藤野 皓(慶應義塾大学),鳴海 紘也(慶應義塾大学)
本研究では,インクジェット印刷を施した熱収縮フィルムを加熱することにより,曲面の自動変形を行う.先行研究であるInkjet 4D Print 2では,熱収縮フィルムの両面に折紙のパターンを印刷することで,フィルムが折れる(収縮率最大)か折れない(収縮率ゼロ)かの2状態を制御していた.しかし,この手法で実現できる形状は離散的な折紙に限られ,連続的な曲面を実現することはできなかった.本研究では,フィルムの両面にドットパターンを印刷し,パターンの密度によって局所的な収縮率を制御することで曲面を実現することを目指す.その予備検討として,ドットパターンの密度に対する収縮率を調査し,ドットパターンの組み合わせによって得られた曲面の事例を示す.